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2021.07.22

ノーコード開発では、プログラミング不要・短時間でチャットアプリを作成することができます。当記事では、チャットアプリを低予算で作る方法やノーコードツールをご紹介します。

ノーコードツールでのアプリ開発は、簡単と言っても時間や予算が必要です。アプリ開発を外注する場合のメリット・デメリットや費用も併せて紹介しますので、アプリ開発を考える際の参考にしてみてください!

チャットアプリを低予算で作るには?

チャットアプリを低予算で作成するには、大きく分けて2つの方法があります。ここでは、それぞれに分けてポイントを解説します。

ノーコードで自社開発する

チャットアプリを低予算で開発する方法として、自社でノーコードツールを使って開発することが挙げられますが、デメリットを十分検証する必要があります。

メリット
 ・低予算でアプリ開発可能
 ・プログラミングの知識不要
 ・使いやすいツールであれば短時間で作成できる
デメリット
 ・ツールによっては規模の大きな開発には不向き
 ・ノーコード開発とは言え、ツールを使いこなす知識の習得が不可欠
 ・ツールの数が多く選定する労力と時間が必要

 

ノーコード自社開発のメリット

チャットアプリを低予算で作るのに、もっとも低予算で作る方法は「ノーコードツールで自社開発すること」です。ノーコードツールを使えば、これまでアプリを作成する上で必要だったプログラミングの知識を必要とせず、直感的な操作でアプリ開発が可能です。

ノーコードツールには様々なものがあり、初心者でも習得しやすい開発ツールから、細やかな設定でアプリを開発できるものまで多岐にわたります。

 

ノーコード自社開発のデメリット

ノーコードとはいえ、本格的なアプリ開発をする場合にツールのスキル習得が必要になります。習得期間は1〜2ヶ月程度を要するため、自社のリソースが奪われてしまうこと、リリース時期が長期化するデメリットがあります。

さらにアプリ開発では要件定義など企画・設計が必要なことを踏まえると、アプリ開発が得意な会社に外注する方法が無難です。

アプリ開発が得意な会社へ外注する

自社で開発するリソースがない場合は、アプリ開発が得意な会社へ外注するのがベストです。アプリ開発を請け負う会社は多数存在し、会社ごとに得意なアプリの種類が異なります。チャットアプリの開発を企画する場合は、予算や納品までの期間だけでなく、得意とするアプリの種類にも目を向けて外注先を選びましょう。

メリット
 ・自作よりも複雑なアプリを作成可能
 ・企画段階からサポートを受けられる
 ・短期間・低予算でアプリ開発できる
デメリット
 ・得意な開発ジャンルの会社を探す必要がある
 ・少なからず予算が必要
 ・仕様調整などは社内で開発するよりも自由度は低め

チャットアプリが作れるノーコードツール3選!

ここではチャットアプリを作れるノーコードツールを3つ選んでご紹介します。それぞれの特徴や公開されているアプリなどを解説しますので、アプリ開発を自社で行う場合は参考にしてみてください。

【bubble】アプリ制作の実績が豊富

出典:https://bubble.io/

「bubble」は、世界中で利用している人がもっとも多いと言われているノーコードツールです。テンプレートの数が多く、自由度も高いため、初心者が開発に臨むには操作方法の習得に時間が必要になります。

「bubble」で開発されたアプリは、「コレモ」や「LIBRIS」などが知られています。

【Adalo】使いやすいUXが魅力!

出典:https://www.adalo.com/

「Adalo」は、GUIをパワーポイントのスライド操作する要領でアプリケーションを開発できます。スマホのネイティブアプリに関してはAndroid・iOSいずれも作成することができ、有料ユーザーになるとストアへの公開も自動で行ってくれます。

「Adalo」で開発されたアプリは「Tavolo」などが知られています。

【Glide】初心者が使いやすいワンクリック操作!

出典:https://www.glideapps.com/

「Glide」は、ノーコードツールの中で圧倒的にわかりやすい操作性のため、初心者向きです。基本的にワンクリックで様々な操作が可能な上、レイアウトや配色などを自動的に最適化してくれます。

飲食店検索アプリなどを「Glide」では短時間で作成できるので、初めて開発に挑戦する人へおすすめします。

ノーコード開発するチャットアプリは外注した方がいい?

チャットアプリは、比較的少ない工数で作成できるため、自社のリソースによっては社内開発も可能です。ここではチャットアプリ自作の可否と、ノーコード開発に特化したアプリ制作会社を紹介します。

チャットアプリは自社開発できる?

チャットアプリを自社で開発する場合は、ノーコードツールでのアプリ作成の知識に長けた人材がいれば開発は可能です。プログラミングと比較すると、簡単な操作で開発できますが、アプリ構築や設計の知識は必要不可欠。

自社で使用できる開発ツールや社内リソースを確認した上で、自社開発するか検討してみてはいかがでしょうか?

ノーコード開発に特化したサービスをご紹介!

『自社のリソースでは開発するのは難しい』と考えられた方に、ノーコードでのWebアプリ開発に特化したサービスをご紹介します。

MUGEN株式会社が提供する「スグプロ」は、短納期・低コストでWebアプリを開発するノーコード開発サービスです。以下のような方に向いていますので、参考にしてみてください。

 

 ・自社でエンジニアを抱えておらず、アプリの企画・設計や開発後の運用が不安な企業
 ・とにかく低コスト・最速でリリースしたいベンチャー企業
 ・過去に大規模なアプリ開発に失敗してしまい、低コストで再構築したい企業

 

Webサイトやアプリ開発でお困りの方は、無料の相談を受け付けておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

ノーコード開発でアプリを作る予算はどれくらい?

アプリ制作を企画する上で避けて通れないのが、「予算」についてです。ここではアプリ開発費用がどのように計算されるかを解説します。

アプリ開発の費用は「人月」で決まる

アプリ開発の費用は、「人月」と言われる作業単位が用いられるのが一般的です。「人月」とは、人件費と開発期間を掛け合わせて算出される開発費用の基礎となります。つまり、『工数が多く開発に時間が必要なほど高額な費用が掛かる』と考えるとわかりやすいでしょう。

チャットアプリ開発の平均予算

チャットアプリの予算は、構成要素や搭載したい機能によって予算に大きな幅があります。開発費用の相場としては、100万円から500万円がひとつの目安となりますが、実際に見積もりを取ってみなければ具体的な数字を想定できない場合がほとんどです。

チャットアプリの構成要素は『単純にメッセージを投稿できるだけでよいのか』や『チャットルームの選択やアイコンを使えるのか』など実装したい機能は多岐にわたります。また、チャットアプリの開発に伴い、実装すると便利な『SNS連携』や「グループ機能」などをオプションで開発依頼すると追加で費用が発生するため、開発業者と相談して決めるとよいでしょう。

 

弊社のノーコード開発サービス「スグプロ」では無料の相談を受け付けておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

2021.04.24

新しくWebアプリを作ることが決まった場合、次に「自社開発」か「外注」のどちらかを選ぶことになります。

自社開発の場合は、当該アプリを開発できるだけのノウハウや人的リソースが社内に必要です。一方で外注の場合は、そのようなリソースは不要のため発注費用を準備できればWebアプリを作れます。

しかし初めてWebアプリを外注する場合、どのような流れで開発が進み、どんなアプリでどれくらいの費用が必要になるのか分からず不安に思うことでしょう。

そこで本稿では、Webアプリ開発を外注する前に知っておくべき基礎知識をまとめました。外注前にぜひご覧ください。

Webアプリ開発とは

Webアプリ開発とは、ソフトウェアのインストールを必要とせず、インターネット上で利用できるアプリケーションを開発することを意味します。

WebアプリはChrome・FireFox・Safariなどの一般的なWebブラウザ上で操作できるため、ネットワーク環境さえ整っていれば誰でも容易に利用できます。

なお、ネットワーク環境を必要とせずインストールするだけで利用できるアプリケーションのことを「ネイティブアプリ」と言います。

Webアプリ開発で作れるアプリ例

Webアプリの具体的なイメージがわかない人のために、Webアプリの例をご紹介します。

 ・ECサイト
 ・口コミサイト
 ・掲示板・Q&Aサイト
 ・SNS

ECサイト

「Amazon」や「楽天」などで有名なECサイトもWebアプリです。

一言でECサイトの機能性を説明すると「インターネット上で商品の売買ができるWebサイト」ですが、この機能性を担保するためにはさまざなな技術が必要です。

例えば、個人情報を保護するためのセキュリティや選択した商品を決済まで保留しておく買い物カゴ、クレジットカードの決済機能などが挙げられます。

運営者の利益は、ECサイトを通して売れた「商品の売上」や「広告収入」などが一般的です。

口コミサイト

各企業の従業員(元従業員含む)が、勤務先企業の就労環境についての口コミを投稿する「OpenWork(旧Volkers)」というWebサイトがあります。このような口コミサイトもWebアプリです。

一見すると口コミサイトも簡単なWebサイトのように見えますが、ユーザーログイン機能や口コミの集計機能などさまざまな機能を備えていなければ成り立ちません。

特に利用者数が増えるとサーバーやデータベース周りの設計がきちんとしてなければ、トラブルが発生しやすいため注意が必要です。

運営者は広告収入によって利益を得ます。

掲示板・Q&Aサイト

「5ちゃんねる」や「発言小町」「Qiita」などの掲示板・Q&AサイトもWebアプリです。

こちらも口コミサイトと同様に、サーバーやデータベース周りの設計が特に重要なWebアプリです。実際、利用者数が一時的に増えすぎて「5ちゃんねるが開けない」というトラブルに遭遇したことがある人も多いでしょう。

なお、近年ではインターネット黎明期とは異なり、ユーザーの操作性やデザイン性次第で利用率が大きく増減するため、簡単な掲示板でもデザインにこだわっているところが多いです。

運営者は広告収入によって利益を得ます。

SNS

TwitterやFacebookなど、有名なSNSもWeb版のサービスはWebアプリです。

SNSには、ユーザー情報や個人情報の管理機能、投稿機能などが必要です。また、利用者が増えれば増えるほど強力なサーバーを用意しなければ簡単に利用できない状況に陥ってしまうため、インフラ環境も整える必要があります。

運営者は広告収入によって利益を得ます。

Webアプリ開発の費用・料金相場

Webアプリ開発にかかる費用の相場をご紹介します。

種類別の費用・相場

Webアプリの種類別に費用の相場をまとめました。

Webアプリの種類費用・料金相場
ECサイト60~400万円
口コミサイト80~300万円
掲示板サイト50~300万円
SNS100~500万円
CMS80~400万円
予約管理サイト80~500万円
マッチングサイト100~500万円
ゲーム系300~1,000万円

下限と上限に大きな金額差があることからもお分かりの通り、どんなWebアプリも仕様次第で必要な費用は小さくも大きくもなります。

したがって、外注する際はWebアプリの要件を漏れなく定義するように注意しましょう。開発が始まってから追加要件が発生してしまうと、金額がどんどん膨れ上がってしまいます。

機能別の費用・相場

Webアプリが持つ機能別の費用の相場をまとめました。

Webアプリの機能料金・費用相場
ログイン機能(メールアドレス・SNS)10~20万円
アプリ内の決済システム20~50万円
プッシュ通知機能10~100万円
ナビゲーション機能2.5~5万円
縦/横の表示切り替え機能5~10万円
位置情報機能12~25万円
チャット・メッセージ機能20~40万円
他アプリとの連携機能5~40万円
デザインの実装10~100万円

このように一口にWebアプリと言っても、それは上記のような細かい機能の集合体でしかありません。簡単そうな機能を一つ追加するだけでも数万~数十万円の費用が発生することを覚えておきましょう。

その他開発にかかる費用の例

これまでWebアプリの種類や機能ごとにかかる費用を紹介しました。しかしWebアプリの運用には、開発費以外にも以下のような費用が発生します。

項目料金・費用相場
サーバー(開発中・開発後)月額1,000〜数万円
SSLサーバー証明書5~10万円
運用保守開発コストの15%(ランディングコスト)

サーバーは、Webアプリを動かすために必要不可欠なものです。そのため個人ブログのような小さなWebアプリでもサーバーを用意する必要があります。

SSLサーバー証明書は、Webサーバーとブラウザ間で「通信データの暗号化」を行うための電子証明書です。これがあれば「なりすまし」や「盗聴」などのリスクを回避できます。

記載した費用に関する注意点

上述の費用は、あくまでも相場です。どのような仕様にするかで大きく金額が上下するため、詳細な見積もりは外注先に出してもらうことをおすすめします。

Webアプリ開発の流れ

Webアプリ開発は、企画立案からリリースまでを以下の流れで行います。

ステップ①:企画立案

まず、どのようなWebアプリを開発するか企画します。

・集客はどうするのか

・収益はどのように上げるのか

・どのようなユーザーが利用するのか

・競合他社との差別化はどのように図るのか

上記のような内容を企画書にして落とし込みます。

ステップ②:要件定義

社内で企画実行の決裁がおりたら、要件定義を進めます。

要件定義とは、Webアプリにどのような機能を持たせるのかを詳細に決めることです。この要件定義次第で開発スケジュールや見積もりが大きく変化するため、慎重に進める必要があります。

ステップ③:開発プラン作成

要件定義に従い、外注先は開発プランを作成します。

どのような順序でどのような機能を開発・リリースするのか開発プランを作成し、発注主と相談の上確定します。

ステップ④:見積もり・契約

開発プランを元に外注先は見積もり書を作成します。

見積もりと契約書に問題がなければ契約に合意し、開発をスタートします。

ステップ⑤:基本設計

要件定義で定めた内容を元に、Webアプリの基本となる部分の設計を行います。

簡易的なWebアプリのサンプルを作成して、Webアプリ全体の流れを確認しながら設計を進めていきます。

ステップ⑥:詳細設計

Webアプリが持つ各機能の細かい部分まで設計していきます。

例えば、ECサイトであれば「購入ボタンの色」や「商品の画像表示サイズ」などもこのタイミングで決定します。

定期的に外注先と確認しながら開発を進めていくため、定例会議などのコミュニケーション頻度が増えます。

ステップ⑦:開発(プログラミング)

要件定義、基本設計、詳細設計の内容を元に開発を進めます。ここでいう「開発」は、ソースコードを入力していくプログラミングのことです。

開発が完了した機能や画面から適宜外注先から確認の連絡が入ります。

ステップ⑧:テスト

Webアプリの開発が完了したら、正常に動作するかテストを行います。

「単体テスト」や「結合テスト」などテストの種類はさまざまで、ユーザーがどのような動作をしても正常にWebアプリが機能することを確かめます。

ステップ⑨:納品・公開(リリース)

テストが完了したら、Webアプリのソースコードの納品と公開(リリース)が行われます。

ステップ⑩:運用

Webアプリの公開後、必要に応じて修正作業や追加機能の実装などを行います。

Webアプリ開発の外注先を選ぶ際のポイント

Webアプリ開発を他社に外注する際の注意点を紹介します。

実績は十分か

「餅は餅屋」と言うように、今回依頼しようとしているアプリと似たようなアプリを開発した実績があるか確認しましょう。

ECサイトを作成するならECサイトの開発実績が豊富な会社、口コミサイトを作成するなら口コミサイトの開発実績が豊富な会社を選びましょう。

「会社の特徴」と「アプリの要件」はマッチしているか

会社によって特徴が大きく異なります。

toC向けのWebアプリ開発を外注しようとしているのに、toB向け(バックオフィス用)のWebアプリ開発が得意な会社に外注することがないように注意しましょう。

特にtoCとtoBでは、Webアプリ開発において重要な勘所が大きく異なります。toCはデザイン性が重要視されますが、toBではデザイン性よりも正確性や処理速度などが求められる傾向にあるからです。

下請けに丸投げしていないか

開発に関わる人(ステークホルダー)を必ず確認するようにしましょう。もし、下請けの開発会社に丸投げする場合、自社完結の開発会社よりも費用が高くなるからです。

したがって、以下の役職者の所属は確認しておくことをおすすめします。

 ・PM(プロジェクトマネージャー)
 ・開発リーダー
 ・プログラマー

下請けに丸投げしている会社の場合、PMすらも下請け会社に任せていることもあります。その場合、発注元の窓口を担当している会社は開発状況を十分に把握しておらず、何かトラブルが発生していても迅速に対処できない可能性があります。

費用が高くなるだけでなく品質も低下しやすい傾向にあるため、下請けに丸投げしているような会社には依頼しないことをおすすめします。

すべての費用が明確か

見積もりが明瞭な会社を選ぶようにしましょう。開発を終えてから「運用・保守は別料金」などと言われるケースがあるからです。

もしWebアプリ開発の外注が初めての人は、見積もりをもらう際に「開発前」と「開発中」と「開発後」に発生する金額をそれぞれ説明してもらうことをおすすめします。加えて、「追加料金が発生するケース」も聞いておくと安心できるでしょう。

弊社ではノーコードによるアプリの受託開発をさせて頂いておりますが、ノーコード開発による短期納期と低コストが実現できるほか、お客さまの企画や設計段階からサポートをさせて頂いております。

アプリ開発でお困りの際はぜひ無料のお問い合わせ窓口へご連絡ください。

2021.04.24

「アプリ開発を外注したいけれど、費用相場が分かりにくい」という方は多いのではないでしょうか。実際のところ、アプリ開発はどのような機能をつけるか、どこに依頼するかによって価格に大きな幅があり、目安が分かりにくくなっています。

この記事では、アプリ開発費用を見積もる上で考慮すべき工程を紹介し、それぞれのポイントでいくらくらいかかるのかを紹介します。合算すれば開発費用の目安が簡単に分かりますので、ぜひ参考にしてください。

アプリ開発費用の目安

アプリ開発の費用は、アプリの目的や系統によって異なります。決済サービスが必要なECアプリなのか、単に商品を紹介するカタログ系のアプリなのかなど、目的や系統が異なれば必要とする要素が異なり、費用総額も異なります。おおよその目安は以下の通りです。

アプリの目的・系統アプリ開発費用(開発後費用は含まず)
EC100~1,700万円
カタログ50~100万円
SNS・通話100~1,150万円
ツール50~300万円
ゲーム300~1,000万円

ECアプリ

EC用のアプリは、商品数や商品ごとの説明の多さ、写真をどの程度撮影するか、決済システムの種類の多さなどによって値段が異なります。商品数や写真、決済方法の種類などは多ければ多いほど費用がかさみますが、アプリを利用するユーザーにアピールするのも事実です。

例えば、あなたの会社のアプリでは決済方法が少なく、ユーザーが利用したい手段では購入できないとしましょう。あなたの会社のオリジナル商品でない限り、ユーザーは他のアプリやサイトに流れてしまうことにもなりかねません。閲覧してくれたユーザーを逃さないためにも、費用はかかっても、ある程度は決済の種類を揃えておくようにしましょう。

カタログアプリ

商品を紹介するだけのカタログアプリは、カート機能や決済機能は不要です。その分、アプリ開発費用は安くなりますが、商品が多いときや新たに写真を撮影するときには高くなることがあります。

SNS・通話アプリ

SNSや通話のシステムを新たに開発する場合は、費用は高額になります。既存のシステムを利用してアプリを作成する場合は開発費を低く抑えられるので、本当に新たなシステムが必要なのか一度検討してみることができるでしょう。

また、アプリを利用する際にユーザーはログインしますが、ログインシステムも新たに開発する場合は高額になります。費用を抑えたい場合は、SNSなどを用いた既存のログインシステムの利用も検討してみましょう。

ツール系アプリ

自社サイトで使うツールなどのアプリは、基本的にはログインや決済を伴わないため、セキュリティ対策も特に厳重にする必要がなく、開発費も安くなります。独自ツールではなく他社ツールと連携しているときは、さらに割安にアプリを開発できるでしょう。

ゲームアプリ

アプリ内で課金がある場合は、決済やログインなどのシステムが必要になるため、セキュリティ対策も万全にすることが求められます。そのため、課金ありのゲームアプリは費用が高額になるでしょう。

また、ゲームの解像度や動きのスムーズさによっては、天井知らずに高額になります。価格と求める品質のバランスを考えてから、依頼するようにしましょう。

アプリ開発の費用を決める要素

アプリ開発には、金属や半導体といった目に見える材料などは不要です。そのため、開発費のほとんどは人件費でできていると考えられるでしょう。

一般的に、アプリ開発は「人月」という単位で作業量を計算します。例えば2人に依頼して3か月かかる作業料ならば6人月とカウントします。1人あたりの月々の報酬を50万円(1人月=50万円)とすれば、50万円×6=300万円かかると計算できます。

開発にかかる工数

アプリ開発の工数が多いと、作業する人や完成までの期間が増えます。例えば、App StoreやGoogle Playなどからダウンロードできる「ネイティブアプリ」は、デバイスごとに開発環境を変える必要があります。そのため、Webにアクセスするだけで利用できる「Webアプリ」と比べると工数が多くなり、開発費も高くなります。

開発したアプリの配布にかかるアカウント登録料

利用するOSごとにアカウント登録料がかかるという点にも注意が必要です。例えばApp Storeで配布する場合は、「Apple Developer Program」の料金として年間99米ドルが毎年かかります。

一方、Google Playで配布する場合は「Google Play developer account」として最初に25米ドル払います。最初の一回のみ支払えば完了なので、何年にもわたって配布し続ける場合でもアカウント登録料は25米ドルのみです。

アプリ開発後の維持費

運用やアップデートなどにも費用はかかります。また、サーバーの登録料(レンタル料)もかかります。

いずれも月額あるいは年額で支払います。料金は、セキュリティやサポート内容によって異なりますが、通常30万円程度が相場です月額1,000円程度の安価な維持費のものもあれば、数万円かかるものもあり。

アプリ開発の費用が変動する主な要素

アプリ開発は工数が多いと費用が高額になりますが、工数の多さは要素の多さや複雑さによって左右されます。アプリ開発費用の目安を知るためにも、要素ごとの費用条件を理解しておきましょう。

アプリ開発費用の変動要因費用が高くなる条件
対応OSの数対応OSと対応バージョン数が増えると多ければ多いほど高額になる
アプリログインの方法独自のログインシステムを利用すると高額になる
個人情報データの取得方法アプリ用に新規取得する場合は高額になる
デザイン依頼の有無デザインも依頼する場合は高額になる
他社ツールの利用有無他社ツールを搭載すると高額になる
決済サービスの有無アプリ用に決済サービスを開発すると高額になる決済の種類が多いときも高額になる

対応OSの数

対応するOSが多いと費用が高くなります。例えば、AndroidだけでなくiOSにも対応する場合は、単純計算で費用が倍になります。Androidで150万円と見積もられた場合には、iOSにも対応するならば300万円かかることになります。最新OSだけでなく旧OSにも対応する場合は、さらに費用が高額になります。

アプリログインの方法

TwitterやLINEなどのIDを利用してログインするか、独自にメールアドレスやパスワードを入力してログインするかで費用が変わります。ユーザーに独自にIDやパスワードを入力してもらう場合は、セキュリティシステムを新たに構築しなくてはいけないので、ログインシステムを構築するだけでも20~40万円程度かかります。一方、既存のIDとパスワードを利用してログインする場合は、10~20万円程度でログインシステムを構築できます。

個人情報データの取得方法

個人情報を扱うアプリの場合、どのように個人情報を取得するかによっても開発費用が変わります。他の自社サービスで取得した個人情報を利用する場合は、個人情報を組み込むシステムの作成に10~20万円ほどかかります。一方、アプリ用に個人情報を新規取得する場合は、高度なセキュリティシステムを構築する必要があるため50~70万円ほどかかります。

デザイン依頼の有無

アプリのデザインを決めてから依頼すると、デザイン開発にかかる時間と費用を削減できます。一からデザインを作ってもらう場合はアプリごとに100万円ほどデザイン料がかかるので、コスト削減を目指すならばデザインを決めてから依頼しましょう。

ただし、デザインを決めて依頼する場合も、表示するデバイスのサイズごとに調整が必要になるため、デザイン依頼費として10~30万円ほどの費用を請求されることがあります。

他社ツールの利用有無

Google MapやFacebookなどの他社ツールと連携させる場合は、連携するための工数が必要となります。Google Mapやスマホのカメラ機能、音声機能ならば1ツールにつき10~20万円、SNSは1ツールにつき5万円ほどの費用が加算されかかります。

店舗を紹介するアプリなどには、ロケーションだけでなく交通手段や道案内も利用できるGoogle Mapとの連携は欠かせません。連携することでユーザーの利便性が向上するため、アプリの利便性と価値も向上します。

決済サービスの有無

他の自社サービスで利用している決済サービスをアプリでも利用する場合には、20万円ほどのコストがかかります。アプリ用に新たに決済サービスを構築する場合は、セキュリティ対策なども必要なため30~50万円ほどかかります。また、利用できる決済サービスの種類を多くすると、工数が増えてさらに高額になります。

開発費用を抑えるポイント

紹介してきました通り、アプリ開発費用はさまざまな要素で構成されているため、工夫をすれば開発費用を抑えることが可能です。開発費用を抑えるためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

既存システムの利用を検討する

ログインシステムや決済システムは、自社オリジナルよりも既存のシステムを利用するほうが費用を抑えられます。ただし、既存のシステムは割安だからといって導入数を増やしすぎると、コストがかかってしまいます。必要なものだけを選択するようにしましょう。

デザインを描いておく

デザイン料は高額なので、できれば自社で描いてから依頼するようにしたいものです。もちろん、デザインを描くことが難しい場合はプロに任せるようにしましょう。なお、業者によってセンスが異なるので、同じ費用でも仕上がりが大きく異なります。過去作品を閲覧し、開発したいアプリにふさわしいものを選びましょう。

いくつかの業者に見積もりを依頼する

アプリ開発を請け負う会社は少なくありません。面倒だからと一社だけに見積もりを依頼するのではなく、いくつかの業者に見積もりを依頼するようにしてください。なお、依頼する際には、具体的に搭載する機能を細かく決めておき、同じ条件で見積もってもらうようにしましょう。

アプリ開発を外注する前の注意点

アプリ開発を業者に依頼する前に、注意したいことをいくつか紹介します。いずれも費用を抑え、なおかつ希望通りのアプリを作成するために欠かせないポイントです。

機能と目的を明確にする

どんな機能を搭載したいか、また、どのようなサービスをアプリによって提供したいのかについて最初に明確にする必要があります。機能や目的があやふやな場合は、理想通りのアプリは完成しないでしょう。

ただし、依頼前に搭載する機能をすべて決めてしまうのではなく、業者からおすすめを受けて考慮することも大切です。思わぬ良い提案を受けて、より良いアプリが完成することもあります。

いくつかの業者から見積もりを取る

同じ内容を依頼しても、業者によって価格や完成までの時間は異なります。必ず複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

業者の見積もりを比較するときは、かならず含まれる内容についてもチェックしてください。価格が他社より安いのは、もしかしたら搭載機能が少ないだけなのかもしれません。

また、複数の業者から機能の提案を受けることで、より良いアプリが生まれやすくなります。見積もりを通して搭載すべき機能や仕様を決めたら、まったく同じ内容でもう一度複数社に見積もりを取ってみてください。同じ条件で見積もるので、さらに業者を比較しやすくなるでしょう。

価格だけで決めない

業者によって含まれる機能やデザイン性の高さなどが異なるため、価格だけで業者を決めてしまうのはおすすめできません。また、業者によって、開発後のメンテナンス費用も異なります。依頼する前に必ず問い合わせておきましょう。

見取り図を完成させてから依頼しよう

「アプリがあると良いな」程度の漠然とした気持ちでは、理想とするアプリを完成することはできません。アプリ開発費がかかるだけで、集客効果や売上向上などのメリットも得られないでしょう。

社内で何度も話し合い、どのような機能を搭載するのか、また、利用するシステムやデザインなどの見取り図を完成させてから依頼するようにしましょう。どのようなアプリが良いか分からないときは、競合社のアプリを調べ、どのような要素が必要か、どんな要素があればより良いかをチェックしてみてください。

弊社ではノーコードによるアプリの受託開発をさせて頂いておりますが、ノーコード開発による短期納期と低コストが実現できるほか、お客さまの企画や設計段階からサポートをさせて頂いております。

アプリ開発でお困りの際はぜひ無料のお問い合わせ窓口へご連絡ください。

2021.04.23

ホームページ制作費用の相場は、制作するサイトの内容や構成によって決まります。そのため、製作を外注する前に、どのような内容・構成にしたいのか細かく決めておく必要があります。

この記事では、ホームページ制作を依頼する前にどんな項目をどの程度まで決めておくこと必要があるのか、項目ごとにどの程度の費用がかかるのか、そして、相場の目安についてまとめています。

ホームページ制作のおおまかな相場

ホームページ制作にはどの程度の金額がかかるのか、おおよその金額と仕上がりのイメージをまとめました。ページ数が多いとき、また、予約システムや決済システムなどの情報を表示する以外の機能が組み込まれているときは相場が高額になります。

ホームページ作成相場イメージ
~50万円・小規模サイト(10ページ以下)
・ランディングページのみ
50万円~100万円・中規模サイト(10~30ページ程度)
・予約システムがあるサイト
・メディアサイト
100万円~500万円・大規模サイト(30ページ以上)
・決済システムがあるサイト

~50万円

企業紹介や商品紹介だけであれば、高額な予算は不要です。問い合わせフォームのついたページを含めても、50万円以下の費用に抑えることができるでしょう。しかし、オリジナル写真を多く凝ったデザインや、複雑な動きのサイトの場合も費用が増えるため、10ページ以下でも50万円を超えることはあります。

50~100万円

予約システムのある美容院やクリニックならば、ホームページ制作費用の相場は50~100万円程度になります。予約システムがあるときはページ数は30ページ以下程度です。

100万円~500万円

決済システムがある場合は100万円を超えることが一般的です。また、ページ数が多いときや、新たに撮影する写真が多い場合も高額になりがちです。

ホームページ制作の作業の内訳とそれぞれの相場

ホームページの費用は制作に必要となる作業内容によって変動します。次は要素ごとの目安について見ていきましょう。

デザイン

今やスマホ対応は必須ではありますが、パソコンだけでなくスマホにも対応する場合には、デザイン料が高くなります。

しかし、表示するデバイスの数の倍数になるのではありません。例えばパソコン用のホームページが50万円ならば、パソコン・スマホの両方を依頼しても2倍の100万円にはなりません。業者によって差はありますが、1.5倍程度の70~80万円程度になるでしょう。

トップページ30,000~170,000円
ランディングページ70,000~200,000円
その他のページ10,000~75,000円(1ページあたり)
ロゴデザイン30,000~150,000円
バナーデザイン10,000~75,000円

コーディング

デザインとは異なり、コーディングは表示形式が増えると、費用もその分だけ増えます。パソコンだけでなくスマホにも対応する場合は、対応するスマホの種類(Android、iOS)が増えると、さらに費用が高くなります。

例えばトップページに20,000円かかるなら、Android、iOSの両方に対応する場合は40,000円程度かかることになります。最近ではノーコードと呼ばれるコーディングを必要としないアプリ開発も主流になりつつあります。ノーコードによる開発の場合はコーディングの工程を省くことができるため、できるだけ費用を抑えたい場合はノーコード開発も検討してみましょう。

トップページ20,000~35,000円
ランディングページ10,000~80,000円
その他のページ5,000~25,000円(1ページあたり)
問い合わせフォーム35,000~170,000円
javascript実装10,000~45,000円
CSS実装20,000~35,000円
SEO対策50,000円(コーディングに含まれていることがある)

管理・運用

管理・運用の費用は、通常は月単位で支払います。ホームページを運営している限り、毎月費用が発生します。

SEO対策業者による。月単位で支払う
Web広告出稿50,000円~
アクセス解析50,000円~ 月単位となることが多い
SNS運用SNSツールにつき50,000円~ 月単位で支払う

写真素材の準備

ホームページに掲載する写真等の素材を準備できる場合には撮影代は不要です。しかし、新たに撮影してもらう場合にはスタジオ代や撮影料がかかります。

すでに写真がある場合でも、解像度や形式がホームページに合わない場合は、新たに撮影を依頼しなくてはいけません。費用はモデルや撮影場所によって変わるため、事前に確認しておきましょう。

写真撮影1日30,000~80,000円ほど

ライテング

社内で文章を用意する場合は不要ですが、ホームページ制作の際に文章作成も含めると別途費用が発生します。なお、ライターのスキルによって費用は大きく異なります。

ライティング2,000文字あたり20,000~80,000円ほど

予約システムや決済システムの構築

ホームページ中にサービスの予約や決済を含む場合は、それぞれのシステムを導入する費用がかかります。既存の決済・予約システムを利用するのではなく、新たなシステムを開発してもらう場合は100,000円~の費用がかかります。また、多くの決済方法に対応するようにすると、費用も比例して高額になることがあります。

決済システム100,000円~
予約システム100,000円~

ホームページの種類別の相場

ホームページは構成やページ数などによって制作費用が決まります。具体例を挙げて、種類別の相場を紹介します。

ランディングページと問い合わせページのみ

ランディングページと問い合わせページのみの場合は、作製費用は低く抑えられます。文章や写真の量にもよりますが、100,000円を切ることもあるでしょう。しかし、決済システムを導入する場合は、カートページと決済ページが増える分高額になります。

・ランディングページ
・問い合わせページ

企業サイト(大規模)

トップページと問い合わせページ、その他のページを含めて80ページ程度の内容で1,500,000~5,000,000円ほどです。写真撮影が必要な場合は、さらに高額になります。

・トップページ
・業務内容を紹介するページ×20ページ程度
・各事業所の場所や特徴を紹介するページ×20ページ程度
・ニューリリースの商品・サービスを紹介するページ×20ページ程度
・他企業との関わりや社会貢献を紹介するページ×10ページ程度
・開発中の商品・サービスなどを紹介するページ×10ページ程度
・問い合わせページ

企業サイト(小規模)

トップページと問い合わせページ、その他のページを含めて10ページ程度の内容で400,000~600,000円ほどです。こちらも写真撮影が必要なときは、さらに高額になります。

・トップページ
・業務内容を紹介するページ×3ページ程度
・各事業所の場所や特徴を紹介するページ×2ページ程度
・ニューリリースの商品・サービスを紹介するページ×2ページ程度
・他企業との関わりや社会貢献を紹介するページ×2ページ程度
・開発中の商品・サービスなどを紹介するページ×1ページ程度
・問い合わせページ

美容院・飲食店

美容院や飲食店のホームページは、メニュー紹介と予約システムが必要です。そのためページ数は少なくとも、400,000円~800,000円と高額になります。こちらも、写真撮影が必要なときはさらに高額になります。

・トップページ
・メニュー紹介ページ×5ページ程度
・スタッフ紹介ページ×1ページ程度
・支店紹介ページ×1ページ程度
・お知らせページ
・予約ページ
・問い合わせページ

スクールやマッサージ店

スクールやマッサージ店のホームページも、予約システムが必要です。また、スタッフや支店の紹介ページが多いと500,000~1,500,000円と高額になります。スタッフの入れ替えごとにサイトに反映させる必要があるので、定期的に費用が発生します。

・トップページ
・メニュー紹介ページ
・スタッフ紹介ページ×5ページ程度
・支店紹介ページ×5ページ程度
・お知らせページ予約ページ
・問い合わせページ

ECサイト

ECサイトはカートページと決済ページが必要です。決済システムを新たに作成するとさらに高額になり、3,000,000円~ほどかかります。商品ごとの説明文や写真が多いとさらに高額になります。

・トップページ
・商品紹介ページ×30ページ程度
・カートページ×3ページ程度
・決済ページ×3ページ程度
・お知らせページ
・問い合わせページ

ポータルサイト

ポータルサイトは300,000~1,000,000円が目安です。読み物ページが充実すると1,000,000円を超えることもあります。

・トップページ
・検索機能
・内容紹介ページ×5ページ程度
・お知らせページ
・問い合わせページ

オウンドメディア(メディアサイト)

メディアサイトは300,000~1,000,000円が目安です。コンテンツが充実すると1,000,000円を超えることもあります。写真が多いとさらに高額になります。

・トップページ
・記事一覧ページ
・外部ライターに発注したコラム記事×20ページ程度
・メディア自身で取り組んだ特集記事×10ページ程度
・お知らせページ
・問い合わせページ

ホームページ制作以外の費用

ホームページ制作とは別に、メンテナンスや管理の費用も必要です。制作費用がかかるのは最初の1回限りですが、メンテナンスや管理は年単位あるいは月単位でかかります。

レンタルサーバー代

ホームページ用のサーバーを借りる費用は、月1,000~5,000円が相場です。年単位なら10,000円程度が相場になります。

ドメイン使用料

ドメイン使用料もかかります。サーバー会社のドメインを使用するという方法もありますが、自社ドメインを作成するとアドレスがシンプルになるのでおすすめです。通常はドメイン使用料は年単位で支払い、1,000~10,000円ほどが相場になります。

サイト管理費用

SEO対策やアクセス解析などが必要ならば別途依頼する必要があります。どの程度の管理を必要とするかにもよりますが、サイト改善やセキュリティ対策として、月に50,000~100,000円ほど見込んでおくと良いでしょう。

サイト運用費用

SNS運用やホームページの内容更新などの費用として、月に50,000円~かかります。ホームページの内容更新は月額ではなく都度で依頼することも可能です。作業にかかった時間や修正数によって費用が決まるので、依頼する際に料金体系を詳しくチェックしておきましょう。

ホームページ制作を依頼するときの注意点

どの業者に外注するかで、クオリティや結果、費用が大きく変わります。メンテナンスも同じ企業に依頼することが多いため、長く付き合うことを前提でしっかりと業者を見極めましょう。業者を選ぶ際に注意すべき点についていくつか紹介します。

コミュニケーションが取りやすいか

理想的なホームページを作るためにも、コミュニケーションの取りやすさは大切なポイントです。意見を押し付けるのではなく、依頼者の希望をくみ取り、より良い改善案を提案してくれる業者を選ぶようにしましょう。また、レスポンスの速さと丁寧さもチェックしてください。

得意とする分野であるか

ホームページ制作を請け負う業者にも、それぞれ得意分野があります。例えば美容院のサイトを作るなら、美容院を多く請け負った経験がある業者に依頼するようにしましょう。過去の事例を見せてもらうと参考になるので、ぜひ尋ねてみてください。

業者自体が作業を外注しているか

業者が作業を別の業者に外注していると、費用が割高になります。見極めるのは難しいですが、レスポンスの速さや全体的な費用感で外注しているのかどうか判断してください。

ホームページ制作費用を安くおさえるポイント

ホームページ制作費用を安くおさえるポイントを紹介します。ホームページ制作にかけることができる予算が限られている方はぜひご確認ください

搭載する機能を最低限に絞る

決済システムや予約システムをホームページに含める場合は、費用が高額になるので、機能は最低限に絞るようにしましょう。ただし、予約システムがないことでクライアントを逃すことにもなるので、費用対効果のバランスを考えることが大切です。

自社でメンテナンスできないか考える

制作費用は安いのにメンテナンスが高いという業者もあります。メンテナンス作業は自社でできないのか、一度検討してみましょう。SNS発信や情報修正程度なら、通常は業者に依頼しなくても自社対応が可能です。

複数の業者に見積もりを依頼する

一社だけに見積もりを取るのでは、相場を把握することはできません。同じ条件でいくつかの業者に見積もりを出し、料金を比較してみましょう。もちろん、料金だけでなくクオリティも注目してください。あわせて、コードを書く場合と比べて制作費用が抑えられる可能性が高いノーコードでの開発も検討してみるとよいでしょう。満足するクオリティであれば期待以上の費用対効果が得られるかもしれません。

ホームページの目的を具体的に決めてから依頼しよう

漠然と「ホームページを作って欲しい」と考えているだけでは、良いホームページを作ることは難しいものです。ホームページで何をしたいのか具体的に決めてから、業者に依頼するようにしましょう。また、大まかな構成も依頼前に決めておきましょう。

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